寒い団地のお風呂を快適にするためには
40年程前に団地が建築された時のままで、冬寒く、浴槽が狭いお風呂です。これを解決するためのリフォームを承りました。
リフォーム前の状況は以下の写真のようでした。
どこの団地でも同じような仕様になっています。浴室の中に給湯器(バランス釜という)があり、そこで沸かしたお湯を横の浴槽に注ぐため浴槽の巾が70~80cmになっています。床も壁もタイルが貼られていて、冬はとても寒くなってしまいます。(壁は1mより上はモルタルに塗装で、ところどころペンキが剥げています)入口ドアは木製の場合経年劣化によりドアの下部やドア木枠が腐っていることもありますが、今回もそうでした。下階への漏水も心配ですので浴槽に水を貯めて一気に流すようなテストが必要です。
これは工事途中の写真です。
排水の位置が決まっているので、1年に1回程度の排水管の高圧洗浄が出来るように浴槽を設置しなくてはなりません。今回は奥にデッキ(軽量ブロックで下地を造作)を作って調整しています。
天井にはバスリブを貼り、壁は床から天井まで抗菌パネルで仕上げました。床には冷えないタイルを使い、寒さ対策を致しました。
浴室の間仕切りは全てコンクリートでできているので、水道やガスの配管には化粧を施しています。
入口のまたぎにあった御影石は撤去して、ここにも冷えないタイルを貼っています。
奥のデッキにはふろ蓋などが置けます。
リフォーム後の写真です。
横型ミラーで広さを感じます。またその壁にはアクセントとしてきれいな木目の抗菌パネルになっています。
入口ドアは折戸仕様です。
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