■小さなお子様がいるので、キッチンからいつも動きが
見えるようにオープンキッチンにしたい
(壁付キッチンを並列型に セミオープンをオープンになど)
■ウォークインクロゼットをどこかに設けたい
■リビングと隣にある和室をつなげて広いリビングにしたい
■キッチンとリビングを一体化したい
■お子様が自立して夫婦だけになったので、ゆったりとした
間取りを考えたい
■小ぶりな1LDKや2LDKをワンルーム+Sにして広々と
した空間にして住みたい
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マンションの部屋を仕切っている壁(叩くと軽い音がする壁)は通常45㎜の間柱という木材に両面12.5㎜の石膏ボードを貼っていますので壁の厚みは90㎜のことが多いです。最近のマンションでは木材の代わりに軽量鉄骨(LGS)を使っているようです。
リフォームで間取を変える場合には、動線や配置する家具などを十分考慮するとともにドアを付けるときは開きドアか引戸かとか、照明器具・スィッチコンセント・LAN配線などに注意しましょう。 |
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間仕切壁の種類 
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■木骨間仕切り
■軽量鉄骨間仕切り
■ブロック間仕切り(重量・中量・軽量)
■コンクリート間仕切り |
施工場所
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マンションでの隣家との境界壁は,、通常コンクリートです
超高層マンションでは、ボードを何枚も重ねている境界壁が使われています
15年程度以前のマンションの浴室回りには、ブロックが使用されていることが多くあります。
戸建住宅の在来浴室(タイル貼等でユニットバスでないもの)回りにもブロックが使用されている場合があります。
新しいマンションの間仕切りには軽量鉄骨が多くみられます。
戸建・マンションは木骨間仕切りが通常使われています。
ツーバイフォーの戸建の間仕切り変更は制限されます。。 |
考えられる
問題点
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1.トイレの位置を動かすのはよほど注意。なぜなら、汚水を流すために必要な勾配をとるために、排水ができるか?また配管の径が100mm(75mmもあるが)あるので出来ないケースもあります。マンションの場合は出来ないのが普通です。
2.キッチン・洗面・浴室の移設もトイレと同様ですが、排水径が50mm以下であるからその点ではまだ楽です。、換気で考えるとキッチンの排気径150mmを外部に出せるか?等 キッチンの排気は他の浴室等換気とは系統が違うので注意です。
3.床暖房が入っている部屋を間仕切るときは、既存床暖房は撤去することとなるケースが多いので、上に貼られているフローリング等も新しくすることになります。
4.居室の空調設備の配管・換気に注意。
5.戸建の構造壁等にかかる間取り変更は、耐震を考えて個々に基礎から補強を施すこととなります。2Fよりも1Fの変更が難しくなります。
6.マンションの間仕切りは、コンクリート・重量ブロックは構造壁なので撤去できませんが、居室等その他の間仕切りは通常取り外すことが可能です。
但し、5F建以下のマンションの場合、壁式構造と言って柱がなく、内部壁が構造壁になっていることがあるので、これは壊せません。団地などはこのタイプです。
7.マンション浴室回りがブロックの場合、軽量ブロック(白っぽい色)であれば壊せます。
8.壁が何でできているか?は新築時設計図を参照することが肝心。
マンションの場合、管理事務所か管理人室で確認できます。
9.間取変更により、照明のスイッチ・コンセントの配置には特に注意。使い勝手をよく打ち合わせることです。
10.大工さんの隠語
木骨間仕切りで使う柱で「インニッサン」 「イッサンインゴ」と言う隠語がよく使われる。インニッサンとは30mmx40mm イッサンインゴとは36mmx45mmの大きさの角材です。
通常イッサンインゴで45mm+プラスターボード(PBという)両面貼(12.5mmx2)で70mmの厚さの間仕切り壁となります。
ボードとは不燃の石膏でできていて、柱にビスで止められています。
11.将来の不動産売却を考えた時、売りずらい間取りにはしないほうが良いと思われます。
12.間取り変更の際には、設備・換気・水道・電気・ガスさらには建具ドア・内装の仕上げ工事等のいずれかがからむことになりますので、それなりの費用がかかります。
13.マンションの場合には管理組合等に間取り変更の平面図などの必要書類の提出を求められます。
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